朝食プロジェクトIII(完了)
5/7〜12の週末を除く4日間の日程で,朝食プロジェクト第3弾を実施しました.
2日目の5/8は,JA秋田しんせい女性部の方々が来てくださり,その場でおにぎりを握ってくれました.
握りたてのおにぎりを食べて,朝から活力が湧いてきたと思います.
おいしそうに食べている様子が,しんせいのfacebookにも取り上げられています.



各回100食に対して,初日60食,2日目ほぼ完食,3日目5分前に完食,最終日50食程度(概算)でした.
連休明けをターゲットに開催したことについて,少しだけ考えてみました.

5月の秋田は,全国的にも珍しいくらい晴天が続く.
残雪に輝く鳥海山は,裾野から雪解けが進んでゆく.
雪解け水で,子吉川の水量は増してくる.
田んぼには水が張られ,田植えが始まる.
草木が芽吹き,日毎に気温が上がり,気分も上向きになる季節である.



新学期が始まる4月は,新しい環境や状況に慣れるために,緊張感溢れる日々であっただろう.
特に新入生にとっては,講義の履修登録やサークル活動,宿泊研修,自主研究など,未知で新しいことの連続だったはず.
県大生の大半はアパートや下宿暮らしなので,帰宅後も,自炊や掃除・洗濯などの家事に,奮闘していたのではないだろうか.



新しい環境での新しい生活.
適度な緊張感は,やる気や活力を与えてくれる.
また,人間には適応力という素晴らしい能力が備わっている.

広辞苑で,知能(智能)という言葉を引いてみると,
1. 知識と才能
2. 知性の程度
3. 環境に適応し新しい問題状況に対処する知的機能・能力

と定義されている.

定期試験という山場はまだ先だが,新学期から1ヶ月が過ぎ,5月は新生活に適応してくる頃だ.



環境への適応が進むと,全てが未知だった新生活は,単なる日常となる.
生活とは,同じパターンを,日々繰り返すこと.
掃除,洗濯,料理等々.
各々の周期は異なるが,1日3回の食事は,食べることや味わうことの喜びが享受できる反面,準備や後片付けがあり,何かと悩ましい.

自炊も慣れてくれば料理のレパートリは増えるが,日々の繰り返しなので,時には面倒に感じることもあるだろう.
「誰か作ってくれないかな」とか「今日はコンビニ弁当にしようかな」という会話が,徐々に増えてくる頃でもある.



親元を離れて始めた一人暮らしなのでで,都合よく親は助けてくれない.
料理が得意な恋人が欲しいと思っても,往々にして,相手も同じことを考えている.
時間節約のために,たまにはコンビニ弁当もいいだろう.
でも所詮工場で大量生産されている食べ物なので,毎日だと直に飽きてしまう.

新生活に慣れてきて,ちょっと面倒だなと思い始める5月始めのこの季節.
そんな時に,本プロジェクトは開催された.
ただし,周知の通り,このサービスは期間限定である.
気分転換ときっかけ作りが目的だ.



JA秋田しんせいさんご提供の,愛情がたっぷり詰まったアツアツおにぎりを食べて,心機一転,気分爽快,リフレッシュできたでしょう.
これを機に,そしてこれからも,規則正しい大学生活を続けていこう.
日々の学業は,早寝早起き朝ごはんが基礎となる.

次回は単発だが,6月中旬に開催される予定.
学生・アドミッションチームからの予告メールをお見逃しなく!

| 朝食プロジェクト | 09:33 | comments (x) | trackback (x) |

  
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