大学院生が森林・林業技術交流発表会で優秀賞を受賞しました

大学院生が森林・林業技術交流発表会で優秀賞を受賞しました

 

 

 1月30日~31日に秋田アトリオン(秋田市)で開催された「平成29年度 森林・林業技術交流発表会(林野庁東北森林管理局主催)」において、本学大学院生物資源科学研究科博士前期課程1年生の宮﨑博之さん(生物資源科学専攻)が、一般の部の森林保全部門で優秀賞を受賞しました。

 

「市街地付近でのツキノワグマの出没状況~秋田市外旭川地域住民への影響~」
宮﨑博之(秋田県立大学大学院生物資源科学研究科)・星崎和彦(秋田県立大学生物資源科学部)

 

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 今回受賞した発表は、2016年の秋田市外旭川地区でのクマ出没多発を受けて地域住民にアンケート調査を実施した結果、農林業を含めた経済的活動よりも外出を控える行動への影響が大きかったこと、地域住民全体では警察に届けられない目撃場所の情報がかなりあることを報告し、地域でのクマ対策に住民の目撃情報を共有することが重要であるとしたものです。
 また、これは宮﨑さんが本学生物資源科学部在学中にまとめた卒業論文で取り扱ったテーマでもあり、本学で取り組む産学連携事業の成果として、本学の「ウェブジャーナルB(研究成果部門)」第4号にも掲載されています。

 

 詳細につきましては、以下のリンクも御参照ください。
 森林・林業技術交流発表会(東北森林管理局ウェブサイトにリンク)
 秋田県立大学ウェブジャーナル(秋田県立大学機関リポジトリにリンク)