炭やき・松くい虫情報

No.228 / 2020.4.28

第188回(2020年第5回)の窯開け作業と第189回の前段作業は4月25日に終了しました


やるかやらないか直前までとても悩んだのですが、中止するという連絡を出すにはもう手遅れだったので、とりあえず広場に行きました。 小雨の中来てくれた13人のみなさんと体調を確認してどうするか相談した結果、決行することになりました。 今回は、このところ燃え尽きて失敗続きだった1号窯からの炭出しで、粉炭や灰が多めでしたが全部で47袋と改善していました。 前々回の天井鉄板上の隙間をなくす修繕が功を奏したようです。出来も、かなりもろい炭でしたが高い音のする、黒炭らしい良い炭だったと思います。 その後少し人数が増えて総勢17人(幼児含)が、みんなそれぞれ手薄なところを補い合うように動いてくれて、昼過ぎに作業が片付きました。 少し遅めのお昼ご飯には雨も上がり、午後は粘土こねや薪割り、材の選別などの作業を続けながら、4時前には窯の口を一旦塞ぎました。

次回も微妙な情勢のもとでの開催となりますが、どうぞよろしくおねがいします。


第189回(2020年第6回) 窯あけ作業は 5月16日(土) 午前9時30分頃から の予定です。 皆様のご協力よろしくお願いいたします。

─ 枯死木と要防除木 ─

 東北地方や標高の高い長野県など寒冷地の松枯れの一番の特徴は、一年中枯れ木が発生することと、そのうち病原体のマツノザイセンチュウを 拡散させるマツノマダラカミキリが寄生するのは一部だということです。 私達の以前の研究で、マダラカミキリが寄生している枯死木の割合は4割程度であることが明らかになっています。 ところが、マダラカミキリ幼虫の潜む部位は枯死木の中のさらに一部なので、炭やき広場の1m丸太ベースだとこの割合は1〜2割という印象です。 今回、広場の丸太の山一列半ほどを丁寧に見て、優先的に炭にする丸太ともうひと夏越しても問題ない丸太を選別しました。 丸太はあと2列残っていますが、選別すれば6月の羽化脱出までに駆除が間に合うかなと思える量です。 材に寄生しているのがマツノマダラカミキリかどうかは樹皮の下の食痕で見分けが付きますので、どなたか次回私と一緒に、寄生する虫の違いを覚えてみませんか?(星崎和彦)
 

お問い合せ先

「炭やきで夕日の松原まもり隊」事務局(生物環境科学科 森林科学研究室)

Tel:018-872-1618(坂田)、-1608(星崎)、-1619(蒔田)/Fax:018-872-1677

e-mailは forest.akita.pu@gmail.com まで


この活動は 一般財団法人セブン-イレブン記念財団 の助成を受けています。


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