生物環境科学科では、2年生夏休みの「生物環境科学実習」を皮切りに、フィールドワークが始まります。実験室での作業とフィールドワークの手法をバランスよく習得できることは、秋田県立大学各学科の実験・実習の中で際立った特色であるといえます。
八郎湖・大潟村(日帰り)と大学セミナーハウス(大仙市協和)での合宿形式(3泊4日)を組み合わせた実習で、様々なフィールドワーク(野外調査)を体験します。
農業排水の自然浄化施設見学
環境保全型農業への取り組み事例見学
周辺集落の暮らしの聞き取り調査と伝統的な地域資源利用形態の発見
畑の土壌断面調査(基本項目一通り)
夏山登山(ブナ林と亜高山帯植生の観察)
協和ダム湖の水質簡易調査(基本項目一通り)
作物の栄養状態の現地調査(葉緑素測定など)
※この実習では、その後に続く専門実験で使う分析サンプルも採取します
2年生後期(第4セメスター)からは、学科ごとの専門実験が始まります。毎週火・水の午後を使って、生物環境科学科の各分野の導入的な実験・実習を行います。
水質、土壌分析、植物分析法、雪の性質、気象観測
環境バイオテクノロジーの基本技術、森林調査、地域計画