プロジェクトの方針

政策・経営マネジメントプロジェクトは、農業・農村振興のために地域の実態に即した「政策」「制度」のあり方についての研究を行うことを目的としています。
農業政策や農村政策を企画・立案するためには、国際レベルでの経済活動と各国・日本の政策変化を踏まえ、その上で政策の対象となる農業・農村の実態を行政、地域集落、経営体の面から調査を通して的確に把握する能力が必要となります。

教育目標

この能力を獲得するため、３年次では政策研究の基礎学力を身につけることを目的とした経済と政策に関する基本文献と統計の読み方・使い方を学ぶとともに、秋田県を対象に農村調査や自治体等の機関調査を行い、地域の農業・農村振興のための課題を整理します。４年次には、３年次で整理した課題を卒業研究のテーマとしてさらに深く掘り下げるとともに、地域への農業・農村振興策の提案を目指します。
３・４年次の２年間を通じて､秋田県をフィールドに研究活動を行い、実社会で必要となる「総合的な観点から課題を発見・対処する力」の習得を目標としています。