保護者の皆様へ(4月19日)

 秋田県立大学学長の小林淳一でございます。後援会を通しての本学へご理解、サポートに対しまして心から感謝申し上げます。

 本学では、令和3年度の新入生を迎え、前期授業が4月9日より対面方式でスタートしました。お子様方の楽しそうな笑顔や会話がキャンパス内に溢れていますのでご安心下さい。学生の皆さんが全国の各地から集まることによって、コロナウィルスがキャンパス内に持ち込まれるのではないか心配していましたが、今のところそのようなことはなく順調にスタートしています。これは学生の皆さん一人ひとりが普段からしっかりと感染防止に努めている成果だと思っています。しかし、気を緩めることなく、何か変化がないか注意深く見守っているところです。

 さて、新型コロナウィルスの感染状況ですが、ご存じのように第4波の様相になってきました。大阪を含む近畿圏では、変異ウィルスに置き換わり、今まで以上の感染者が連日出ています。少しタイミングが遅れる形で首都圏にも変異ウィルスが入り込んできています。5月初旬には、ほぼすべてが変異ウィルスに置き換わり、感染者が急拡大するとも言われています。秋田県ではこのような背景と最近の県内感染者数の増加を踏まえて、4月12日に警戒レベルを2から3に引き上げました。警戒レベル3では、新型インフルエンザ等対策特別措置法に則り都道府県をまたぐ不要不急の移動の自粛要請が行われています。これには、秋田県から県外に出ることの他、県外から秋田県に入ることも含まれます。警戒レベル2の「働きかけ」と違って法律に基づく要請となっていますので、私たちはより重く受け止めこれを守らなければなりません。秋田県は、医療体制を整えていますが、コロナ感染者が増えれば、医療が逼迫することは明らかです。

 まもなく、ゴールデンウィークになります。入学や、新学期での緊張をほぐす良い機会で、学生の皆さんいろいろ計画を立てていることと思います。しかし、昨年に続き今年も県外への移動が制限されます。帰省や、友達との会話を楽しみにしている皆さんには大変残念なことですが、このような状況を踏まえ、秋田県の要請を守るよう指導しています。そして、発想を変えて、この機会に三密を避けながら秋田県の観光地や歴史的名所・旧跡訪問、あるいは秋田の自然を思う存分楽しむことを勧めています。自然に触れながら思いっきり体を動かし、思わぬ発見や感動を味わってみることは、きっと良い思い出になると思います。

 保護者の皆様におかれましては、このような状況をご理解いただくと共に、感染防止の観点からお子様へのご指導をよろしくお願い申し上げます。

令和3年4月19日
秋田県立大学 学長 小林 淳一