【学長メッセージ】~ゴールデンウィークの過ごし方~

 学長の小林です。

 本学では、令和3年度の新入生を迎え、前期授業が対面方式でスタートしました。学生の皆さんが全国の各地から集まることによって、コロナウィルスを秋田県に持ち込むのではないか心配していましたが、今のところそのようなことはなく順調にスタートしています。これは皆さん一人ひとりが普段からしっかりと感染防止に努めている成果だと思っています。

 さて、新型コロナウィルスの感染状況ですが、ご存じのように第4波の様相になってきました。大阪を含む近畿圏では、変異ウィルスに置き換わり、今まで以上の感染者が連日出ています。少しタイミングが遅れる形で首都圏にも変異ウィルスが入り込んできています。5月初旬には、ほぼすべてが変異ウィルスに置き換わり、感染者が急拡大するとも言われています。秋田県ではこのような背景と最近の県内感染者数を踏まえて、4月12日に警戒レベルを2から3に引き上げました。警戒レベル3では、新型インフルエンザ等対策特別措置法の第24条第9項(注1)に則り、都道府県をまたぐ不要不急の移動の自粛要請が行われています。これには、秋田県から県外に出ることの他、県外から秋田県に入ることも含まれます。警戒レベル2の「働きかけ」と違って法律に基づく要請となっていますので、私たちはより重く受け止めこれを守らなければなりません。秋田県は、医療体制を整えていますが、コロナ感染者が増えれば、医療が逼迫することは明らかです。なお、教育本部から通知された「感染警戒レベル引き上げに伴う感染防止対策の徹底について」を読み、それに従ってください。

 まもなく、ゴールデンウィークになります。入学や、新学期での緊張をほぐす良い機会で、皆さん色々計画を立てていることと思います。しかし、昨年に続き今年も県外への移動が制限されます。帰省や、友達との会話を楽しみにしている皆さんには大変残念なことですが、このような状況を踏まえ、是非とも秋田県の要請を守って下さい。ここは発想を変えて、この機会に三密を避けながら秋田県の観光地や歴史的名所・旧跡訪問、あるいは秋田の自然を思う存分楽しんでみては如何ですか。自然に触れながら思いっきり体を動かし、新しい発見や感動を味わってみることをお勧めします。秋田県の自然は皆さんを包み込んでくれるはずです。そしてきっと良い思い出になると思います。

 制約があることは本当に残念なことですが、一日も早く新型コロナウィルスが収束することを願って、共に頑張りましょう。

(注1)新型インフルエンザ等対策特別措置法第24条第9項; 
 都道府県対策本部長は、当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に実施するため必要があると認めるときは、公私の団体又は個人に対し、その区域に係る新型インフルエンザ等対策の実施に関し必要な協力の要請をすることができる。
令和3年4月19日
秋田県立大学 学長 小林 淳一