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本荘市市政だよりNo.15 (平成15年7月20日発行) より

研究紹介(6)

電子情報システム学科 電子計算機工学講座 I 笠井 雅夫教授


 電子計算機工学講座には、講座Iと講座IIの二つの研究グループがあります。ここでは、講座Iの研究グループについて御紹介します。 
 本研究グループは、私の他に、草苅講師、能登谷助手で構成されており、現在、自由な討論を重んじつつ、八名の卒論生を指導しています。
 研究分野は幅広く、探索問題、最適化問題、グラフアルゴリズム、幾何アルゴリズム、大規模データベースの有効利用のためのミドルウェア等の研究に取り組んでいます。
 具体的な研究例を紹介させて頂きますと、例えば幾何アルゴリズムの研究では、マニピュレーターやロボットアームの動作解析・設計支援等に役立てるためのアルゴリズムの開発を、また、大規模データベースに関する研究では、WEB等のデータベースから効率的な情報取得等を支援するミドルウェアの開発を行っています。
 研究の内容上、地域社会との連携には難しい面がありますが、産学官共同の全国的な研究会では、最適化問題等の分野で活動しています。
 卒論生には、オブジェクト指向に基づいたソフトウェア開発手法やデータベースシステム等の学習、オブジェクト指向プログラム言語JAVAの修得等を指導しています。学生達は、勉学だけでなく、バーベキューパーティ等を通じて、親睦を深めつつ大学生活を送っています。




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