| 准教授: | 高根 昭一 |
| 助教: | 安倍 幸治 |
| 助教: | 長南 安紀 |
研究の方針:音の「聞こえ」を知り,音の「聞こえ」を操る
本講座では,人間などの生体における,特に音を媒介とする情報の処理 の仕組みを解明し,それを様々なシステムに応用することを目的とした研究を行 っています.
現在の主な研究課題
人間が音を聴く場合,耳の基本的性質に加 え,音同士の相互作用や注意力などによって,多様な知覚特性を示します.これ らの特性を詳細に調べ,その制御手法を開発するための基礎的研究を行っていま す.
聴覚への情報提示装置を,視覚におけるデ ィスプレイになぞらえて,聴覚ディスプレイと呼びます.本研究室では,音のも つ物理的な性質を正確に把握し,そこに聴覚における音の知覚特性に関する知見 を結びつける事により,より高い臨場感を伝えることができる聴覚ディスプレイ を構築し,バーチャルリアリティ,臨場感通信といった分野に応用することを目 指しています.
我々の周囲は,低コストな録音・再生技術, 携帯機器の普及などによって心理的なストレスの原因となり得る不快な音であふ れています.このような背景から,最近は住環境やオフィスなどにおいて,これ まで視覚重視であった快適な環境の構築を,音という視点で見なおそうという動 きがあります.そこで,我々は人間が音環境を,どのような要因を手掛かりとし て知覚し,またどんな情報に影響を受けるのかを研究しています.
