秋田県立大学 地域連携・研究推進センターHOME研究紹介

“ナノの世界”と材料の機能
― 次に登場する材料は・・・? ―

機械工学科 教授 尾藤 輝夫

今進めていること

Fe 基の合金を中心として、そのナノ構造と機能(特に磁性)の関係を調べている。

少々詳しく言うと・・・

材料のナノ構造とその機能の間には、密接な関係がある。元素間の物理的・化学的な相互作用を利用して材料のナノ構造を制御し、従来に無い優れた機能を持つ材料の開発を目指している。特に、超急冷などにより作製されるアモルファス/ナノ結晶などの非平衡構造を利用した磁性材料をターゲットにしている。

ここまで到達したい!

ナノ結晶磁性材料が登場してから20 年近くが経ち、新たなブレークスルーが必要になってきている。材料開発は地味な仕事であるが、いつの日か新たなブレークスルーに出会えることを信じて研究を続けています。“地球に優しい”新材料が開発できれば最高です。

おまけの一言

“ナノテク”は最近の研究分野の様に思われがちですが、磁性材料の分野では以前から活発に研究が行われており、意外と古くからある分野です。最近の派手な研究に惑わされず、先人の知恵を学びながら、地道な努力を積み重ねるのが最も重要なことだと思います。