秋田県立大学 地域連携・研究推進センターHOME研究紹介

新大型構造用木質材料CLT(クロスラミネイテッドティンバー:直交集成板)の開発

木材高度加工研究所 所長・教授 林 知行

今進めていること

秋田県産スギを使って大型の建築構造用材を製造する研究をしています。

少々詳しく言うと・・・

 欧州で近年開発されたCLTは、全く新しい大型の構造用木質材料です。わが国でも充実しつつある国産材の新しい利用法として、また中層木造建築用の構造材料として大きな期待が寄せられています。
 CLTは秋田県でも近年大径化する秋田県産スギの需要先として注目されていますが、全く新しい材料であるため、その材料特性や構造特性が不明なところが多く、また企業化に対するいわゆるフィージビリティスタディが十分には行われていません。
 そこで、県産スギを用いたCLTの製造方法や新しい利用方法を開発しています。

ここまで到達したい!

 現在CLTを製造できるのは岡山県と鹿児島県の2工場のみです。秋田県で東北地方初のCLT工場が稼働できれば・・・

おまけの一言

 国研でスギ集成材やスギ厚物合板の開発に関わっていた頃に比べ、国内のスギ資源はどんどん充実してきました。この資源を何とか活用できるようにしたい・・・。