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簡易センサを用いた住宅の安全管理モニタリング手法に関する研究

機械知能システム学科 教授 下井 信浩

今進めていること

近年,建築構造物の経年変化による脆性破壊や震災等による破壊状況を速やかに定量的な判断を実施し,安全性の評価を迅速にすることが,危険を回避するためも社会的に求められている.しかし,このような建築構造物等の破壊状況を目視や非破壊検査で瞬時に判断して安全評価を可能することは現状の測定方法において非常に困難である.

少々詳しく言うと・・・

(1) 無線LAN等のテレオペレ−トシステムを使用した遠隔からの監視や計測結果の送信を可能にする通信システムの構築と評価 を実施する.
(2) 建築構造物等の破壊状況に応じたセンサ出力とその定量的な評価方法の検討を実施する.
(3) オリジナルの低価格マイコン付知能センサを使用した模擬破壊試験によるセンサ出力の応答性と信頼性を評価する.
(4) センサからの出力電圧がマイコンのプログラム検定により,一定危険領域に到達されていると判定がなされた場合のみ,マイコンからの出力信号が通信システムに伝達されるシステムの構築とそのプログラム作成を実施する.
  (建築構造物等における,震災等により主要柱等の内部破壊が生じて危険が予想される緊急時のみ本システムが稼働される.(誤作動の防止))

ここまで到達したい!

本研究においては,構造物の安全性に関する計測の問題を解決するために,センサ用電源を必要としない安価な設置型簡易センサとマイコンを用いたオリジナル知能センサを使用することにより,建築構造物等の安全評価をリアルタイムに実施することで問題の解決を可能にしたい

おまけの一言