秋田県立大学 地域連携・研究推進センターHOME研究紹介

廃棄物微粒子のリサイクル技術の開発

経営システム工学科 准教授 梁 瑞録

今進めていること

従来の機械的選別法で対応できない廃棄物微粒子のリサイクル技術の開発

少々詳しく言うと・・・

粉体微粒子は水溶液中に高い表面エネルギー、小さい質量、高い比表面積の性質があるため、異種微粒子凝集が起こりやすく、従来の選別法では分離回収が非常に困難である。そのため、超音波の分散・凝集性質を選択的利用した微粒子選別技術を提案した。超音波の分散性質を利用した超音波照射―磁選と、超音波の凝集性質を利用した超音波照射―浮選技術を開発している。この超音波を利用した選別法で亜鉛ダストからの酸化亜鉛のリサイクル;廃コンデンサー粉末からのニッケルと銅の回収;酸化セリウム系研磨剤廃棄物から希土類資源のリサイクルにおいて単純の従来の選別法より高い選別効率を得ることができた。

ここまで到達したい!

超音波を利用した選別法で他の廃棄物微粒子から有用な資源を回収したい。また、処理量などを改良して、実用化を検討したい。

おまけの一言

土壌汚染の浄化などのリサイクル以外の分野にも応用してみたい。