秋田県立大学 地域連携・研究推進センターHOME研究紹介

機械の 自動化・知能化・高信頼化を目指して
―フィードバック制御を中心とする設計と応用―

知能メカトロニクス学科 准教授 佐藤 俊之

今進めていること

制御工学とその周辺分野の基礎的研究とその応用をおこなっています。また,遺伝的アルゴリズムの最適自動設計への応用もおこなっています。

少々詳しく言うと・・・

機械などを意図通りに動かすにはフィードバックという機構が必要です(下図参照)。目標の動作と実際の動作のずれを自動的に補正し,全体として望ましい動特性を実現する要素を補償器と呼びます。種々の要求を満足する補償器の設計方法やその最適設計ソフトウェアの開発,実験による有効性の検討などをおこなっています。

ここまで到達したい!

フィードバック機構を用いれば単純な自動化は容易に実現できますが,それだけでは速度や精度の点で不十分です。また,環境が変化した場合には所望の性能が得られません。複雑な動特性を持ち,かつ動作環境が変わるような状況でも適応的に動作を変える”知能制御”を実現したいと思っています。

おまけの一言

最近,金属疲労による事故のニュースをしばしば目にします。最近の機械は軽量化によりたわみやねじれが発生しやすいことから,フィードバック補償器設計においても機械要素の疲労寿命を考慮した設計が必要と考え,信頼性混合設計のための基礎的な検討を進めています。