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“コイヘルペスウイルス病”の撲滅をめざす

応用生物科学科 教授 福島 淳

今進めていること

 今のところ、コイヘルペスウイルス病がどこからきて、どのように感染するか分かっていません。それを調べて感染を防ぐ方法を開発しようとしています。

少々詳しく言うと・・・

 コイヘルペスウイルス病は真鯉と錦鯉だけに感染し、金魚やほかの魚には全く感染しません。感染すると高い確率で魚は死亡し、また感染力も強いために大きな被害をもたらします。このウイルスは特定の場所から全国に広まったと考えられていますが、どのように広まったのかは分かっていません。また、どの位のウイルスが存在すると感染するかも分かっていません。

ここまで到達したい!

 自然界での感染経路をはっきりさせ、河川等でどの位のウイルスが存在すると感染が起こるかを明らかにし、感染拡大を防ぐ方法を考え出したいと考えています。続いて、ワクチンの開発を行ない、コイヘルペスウイルス病を完全に撲滅することを目指します。

おまけの一言

 このウイルスは遺伝子としてDNAを持つウイルスで、人には全く感染しません。従って、ウイルスの増殖や、感染、発病様式を調べるには最適なウイルスです。将来は、この研究を人のウイルス病撲滅につなげたいと考えています。