自主研究活動
学生自主研究
学生自主研究は新入生と2年生が行うことができる制度です。学生は研究テーマを決定し、グループを組織し、計画を立てて実施することになります。また、指導教員が必要なアドバイスを行い、実験スペースや機材、そして研究資金を交付して、学生の研究をバックアップします。この制度は主役が学生自身です。入学前から興味を持っているテーマやこれから自分が取り組もうとする分野などに積極的に取り組むことができます。
- 応 募 資 格
- 1・2年次の学生が行うことができます。なお、3年次以降は、本格的に専門分野の研究を行うこととなります。
- 研 究 期 間
- 研究は、その研究を開始した年度内に終えることが原則です。翌年度も引き続き研究を行いたい場合には、再度、応募することができます。
- 研 究 資 金
- 1件あたり15万円程度を限度として、大学は各研究グループに資金を交付します。研究計画に沿って、計画的に研究を行うことが必要になります。
システム科学技術学部[研究例]リポート
- 研究テーマ
- プログラミング言語の比較研究
- 研究グループ
- プログラミング言語比較研究グループ
- 研究員
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電子情報システム学科/2名
鴫原 大(宮城県/古川学園高等学校)
伊藤 右樹(愛知県/豊田北高等学校)
研究の目的
本来、コンピューターは0と1だけから表される機械語しか認識できません。しかし、現在では機械語に翻訳するソフトウェアが発達したおかげで、人間が理解しやすいプログラミング言語が多数用いられています。これらの言語はプログラムの作り方や利用形態(ゲーム、ビジネス、制御など)に応じて使い分けられています。そこで本研究では、このような使い分けがされているプログラミング言語の特徴を調べることにしました。
研究の内容
本研究では、プログラムの作り方に注目してプログラミング言語を比較しました。命令の実行順序に注目してプログラムを作るものを「手続き型言語」といい、扱うデータと機能に注目してプログラムを作るものを「オブジェクト指向言語」といいます。それぞれの代表格である「C言語」と「Java」を学習し、同じ動作をするプログラムをこの2つの言語で作成しました。そして、プログラムの作成過程での考え方の違いや、出来上がったプログラムの違いを比較して長所や短所を考察しました。また、合わせてプログラミング言語発達史を調査することで、プログラミング言語の体系化を行いました。
Q. 自主研究活動の良いところを教えてください
自主性を重んじつつも、先生や先輩がサポートしてくれることです。プログラミングの経験がないだけに不安もありましたが、節目で自分たちのやりたい事に導いてくださったので前向きに取り組むことができました。実際のプログラミングや発達史の文献調査でも、先生や先輩の助言があったおかげでプログラミング言語の奥深さや楽しさも知ることができました。講義だけでは得られないような知識と経験を積むことができたと思います。
Q. 今の研究に取り組むことになった きっかけは?
「パソコンのソフト(ゲームなど)は、どのようにして動いているのだろう」という興味から、「世の中にはプログラミング言語がたくさんあるけれども、なぜ作るソフトによって使用する言語が異なるのか」という疑問をもったからです。また、自主研究を通じて、プログラミング言語の特徴を体系的に理解し、できれば研究の成果を生かしてソフトを作ってみたいとも思ったからです。
生物資源科学部[研究例]リポート
- 研究テーマ
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温暖化が秋田県の気候と稲の生育に
与える影響に関する調査研究 - 研究グループ
- 温暖化研究グループ
- 研究員
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生物環境科学科/4名
坂田 基(兵庫県/白鴎大学付属足利高等学校)
迫田 賢治(福島県/原町高等学校)
高橋 秀彰(秋田県/湯沢高等学校)
寺島 一智(東京都/八王子東高等学校)
研究の目的
近年の気候温暖化は、国内の作物生産にも大きな影響を及ぼすと予測されています。これまで安定した水稲生産地帯であった東北地域においても、登熟期の高温による品質低下や収量停滞が顕在化しています。そこで、私たちは、自分たちの身近な作物である水稲を対象とし、登熟期の高温条件が乾物生産や養分吸収に及ぼす影響について明らかにすることを目的としてこの研究を行いました。
研究の内容
本研究では、初めに秋田県における過去30年間の気象経過について調査し、温暖化が秋田県の気象環境に及ぼす影響について明らかにしました。次に、高温条件のハウスと自然条件において水稲の養分吸収量(ケイ酸に注目)をポット試験により比較しました。品種はあきたこまちを供試し、高温処理は出穂期から成熟期にかけて行いました。稲体は成熟期に採取してケイ酸吸収量を測定しました。
Q. 自主研究活動の良いところを教えてください
自主研究では様々なことを学ぶことができます。まだ誰にも解き明かされていない“疑問”や“興味”を、自分たちの実験や分析によって解決することができます。それによって素晴らしい発見や結果を残すこともでき、自分たちの知識も無限大に広げることができます。他にも低学年時から専門機器を扱えるようになったり、多くの教授や准教授の先生方と話し合い等を通して仲良くなることができます。
Q. 今の研究に取り組むことになったきっかけは?
最近テレビ等で地球温暖化がよく取り上げられており、私達の食生活にはどのような影響を及ぼすのだろうと考えていました。そこで高温状態のハウスの中では日本人の主食である米の収穫高にいったいどんな影響を及ぼすか調べてみたいと思ったからです。
