本学教員の一連の研究が日本建築学会賞を受賞しました

-建築環境システム学科-
 
 本学システム科学技術学部建築環境システム学科の長谷川兼一教授がこれまでに取り組まれた、「健康な住まいの温熱環境のあり方に関する一連の研究」が、2022年日本建築学会賞を受賞されました。

 「健康な住まいの温熱環境のあり方に関する一連の研究」は、①熱環境から見た冬期の居住性能に関する研究、②東日本大震災による震災関連住宅の温熱環境と健康に関する研究、③温熱環境に起因する健康影響に関する研究、④住宅の断熱化による温熱環境の改善と省エネルギー効果に関する研究、という4つのテーマから構成されています。本論文は住宅の温熱環境の分野において、丹念な実態調査と適切な統計的手法の駆使による精度の高い研究となっていることが評価されるとともに、社会的貢献の観点からも大きな意義を持つものと考えられ、日本建築学会賞を受賞されました。

 なお、表彰式は、2022年5月30日(月)に建築会館で開催される予定です。