本学教員の共著書『相対論と宇宙の事典』が出版されました

 総合科学教育研究センターの宮本雲平准教授(専門:理論物理学)らが執筆した著書『相対論と宇宙の事典』が朝倉書店より出版されました。

 本書では、ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章教授(東京大学)をはじめ、現在第一線で活躍する研究者達が、相対性理論(特殊および一般)と宇宙物理学に関する様々な話題(ビッグバン、ブラックホール、重力波など)について解説しています。各項目が2~4ページの読み切り形式で、専門外の方にもわかり易くなっているのが特徴です。
 宮本准教授は「2.14節 タイムトラベルと時間順序保護仮説」において、人類の夢であるタイムマシンの実現可能性や、「車椅子の天才物理学者」として知られる故スティーヴン・ホーキング博士が提唱した時間順序保護仮説(chronology protection conjecture)について解説しています。