総合科学教育研究センター

目標1 実用に堪える英語能力と情報処理技術目標2 豊かな感性と敏感な分析能力を育成
創造的な「ものづくり」のための先端技術の開発も、最終的には人々の幸福な生活を目標にします。
分野は様々に異なろうと、テクノロジーの進歩に貢献する未来の科学者・専門技術者である学生は、将来のキャリア形成に向けての専門研究とあわせて、今から人と社会への関心を幅広く涵養し維持する必要があります。
秋田県立大学では、教養基礎教育科目として、専任教員の授業だけでなく、放送大学の授業も利用しながら、グローバルな視点の育成、人や社会生活についての複眼的・広角的な思考の養成を図ります。
英語:国際社会で活躍できる人材となるため“使える英語”の習熟を目指しています。入学直後からCALLでリスニングに慣れ、その後、学生それぞれのニーズに応じて、話す・読む・書くための科目やTOEIC・英検の受験に対応する科目も開講します。また、新入生を対象に客観的英語力測定のためにTOEIC Bridge試験を年2回実施し、2年生以上を対象にTOEIC IP試験を実施します。さらに、英語の学習意欲を高め、国際交流を促進するために希望者には海外夏期語学研修を実施します。

情報処理技術:もはやコンピュータは、現代社会の「一般教養」と言えます。最先端のマルチメディアキャンパスの設備をフルに活かし、高度のコンピュータリテラシーを習得し、日々進展し続ける情報化に対応していける力を養成します。
当センターの理念及び目標に関する詳細は、下記資料をご参照ください。
総合科学教育研究センターの理念と目標



 

カリキュラムの特徴

科学するための心:論文や企画書などでも欠くことのできない“コトバの表現力”を養い、またそこに書かれた考えを具体化していくために、社会自体や、人と人の関係、さらによりグローバルな人間の捉え方を学んでゆきます。

世界で活躍するための英語:日本社会および国際社会で活躍できる専門職をめざして“使える英語”の習熟に努めます。入学直後からCALLでリスニングとスピーキングに慣れ、その後、それぞれの学習者のニーズに応じて、聞く・話す・読む・書くための科目を選択できるようにしています。英検やTOEICの受験に対応する科目も開講します。

高度情報化社会に応じるコンピュータリテラシー:高度情報化社会に対応して情報処理能力の向上を図るため、コンピュータリテラシー教育を、入学直後から徹底的に行います。

研究グループの構成と研究内容

人間科学研究グループ
・秋田県の近代文学を対象とした、風土と文化との関係性についての研究(文学)
・高齢者の意思決定は若い人とどこが違うのかということについての研究(心理学)
・知識や文化(ものの見方や考え方)の働き、その人間と社会との関わりについての研究(社会学)
・文化や環境が人間の成長に与えている影響についての研究(哲学・倫理学)
・ヒトの姿勢制御メカニズムを明らかにして高齢者の転倒予防に貢献するための研究(体育学)
・離散型分布(二項分布等)から連続型分布(正規分布等)を導入する方法についての研究(数学)
・「自己理解」の方法、「仕事理解」の方法についての研究(キャリア教育学)

英語研究グループ
・多文化主義に基づき世界の異文化を学び、体験する英語教育の研究(英語教育学)
・学習内容を中心とした英語教授法についての研究(英語教育学)
・約千年前の英語の語順(ことばの並べ方)についての研究(英語学)
・コンピュータを使った英語学習のための教材の開発研究(英語教育学)
・英語リスニング、リーディングに関するe-learning教材の開発研究(英語教育学)
・実践的体験学習と自律学習の研究(英語教育学)
・19世紀の日本と英国における貧困問題を、文学・文化面から比較する研究(比較文学)

教養基礎教育科目

教養教育科目
●文学・文化学I ●文学・文化学II ●文学・文化学III
●哲学・倫理学I ●哲学・倫理学II ●哲学・倫理学III
●心理学I ●心理学II ●心理学III
●社会学I ●社会学II ●社会学III
●経済学A ●経済学B ●総合科目I 人間と環境 ●総合科目II 生活と情報
●秋田の歩き方入門 ●日本国憲法 ●現代の働く環境
●コミュニケーション入門

外国語科目
●CALL I ●CALL II ●科学英語 ●総合英語I ●総合英語II ●英会話
●英文講読I ●英文講読II ●英文講読III ●英文講読IV ●英語表現
●実用英語 ●実践英語I ●実践英語II ●基礎英語Ⅰ ●基礎英語Ⅱ

保健体育科目
●体育実技I ●体育実技II ●保健体育

情報科学科目
●コンピュータリテラシーI ●コンピュータリテラシーII

初年次・キャリア教育科目
●フレッシャーズ・セミナー ●インターンシップA
●インターンシップB ●キャリア開発講座
●職業指導(農業)