生物資源科学部フォーラム

 
 

 本フォーラムは、現代GP「ふるさとキャリア」の取組として、地域農業の再生に向けた本学部のキャリア教育への取組を紹介し、その在り方を各界、県民の方々から広く意見をいただくことを趣旨に開催されました。当日は、約100名強の参加者が集まり、そのなかには約15名の高校生の姿もありました。

平成19年12月15日 秋田キャッスルホテルにて開催

メインテーマ「地域農業再生に取り組む農学教育」

本会は2部構成とし、第1部ではプロジェクト教育の特徴とキャリア教育におけるその効果を紹介し、コメンテーターの方々から今後の期待やご助言をいただきました。

第2部では、本学部のキャリア教育の取組に対し文部科学省より選定された、現代GP「大学と地域が育む ふるさとキャリア」を紹介し、本取組の目指す地域連携型の職業教育への理解と協力を訴えました。その後、コメンテーターの方々からは今後の取組を大いに期待するとの評価をいただきました。


フォーラム最後には、第1部と第2部をとおしたディスカッションの時間を設け、教育、産業、地域という様々な立場からの県立大学のキャリア教育に対する期待と要望について活発に議論されました。さらに、参加者席より一般県民の方々からも積極的な発言がありました。

本フォーラムを総括すると、公立大学という本学の教育に対する県民の方々の関心が深く、期待が大きいことが改めて明確になりました。また、「このような教育手法が地域としてほしかった」という声など、本学の目指すキャリア教育システムが社会的ニーズに合致し、県民から賛同を得る取組であると結論付けられました。