ジョブシャドウイング実施報告(株式会社三栄機械)

これが「リアルな現場」だ!!「ジョブシャドウイング」を実施しました
-本荘キャンパス-

 

 3月8日(火)、システム科学技術学部1年生、2年生による「ジョブシャドウイング」を株式会社三栄機械(由利本荘市)で実施し、経営システム工学科1年生3名、同学科2年生2名、機械知能システム学科2年生3名の合計8名の参加がありました。
 
 この事業は、文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」の一環で、企業などを訪問して現場で働く人のそばで実際に仕事に取り組んでいる様子を見学し、自分の将来を考えるきっかけにすることをねらいとしています。本学としては、生物資源科学部が3月2日(水)に株式会社ヤマダフーズ(美郷町)で行ったジョブシャドウイングに続き2回目の実施です。
 実施先の株式会社三栄機械は、秋田県内で航空機産業に早くから参入し、積極的に取り組んでいる企業です。はじめに齊藤民一代表取締役社長から「経営者講話」として「仕事・会社とは何か」「私たちが考える良い会社とは」など、働くことの意味についてお話いただき、経営戦略についても説明いただきました。その後、会社内の加工や組立、品質保証、技術部門の各職場を訪問し、実際に仕事をしている様子を間近に観察させていただき、担当の方から丁寧に説明していただきました。
 
 細矢統工場長との意見交換では、学生から「社員の意見をどのようにして聞いたり、採用したりしているのか」「取引先と上手く付き合うためにはどのようにしているか」「コストカットの工夫をどのようにしているか」などの質問がありました。細矢工場長からは、「学生のときに図面などを見られるようにしておくと、会社に入ってから役に立つ。立体的なイメージができるような感覚があるかどうかが、会社の仕事で差が付く。幅広い知識も持っていた方が良い」などのアドバイスがありました。
 参加した学生にとって、今回のジョブシャドウイングは、緊張感が漂う実際の職場を間近に観察できたことで、将来の職業選択や学生として今何をすべきかを考える貴重な経験になりました。
 
 ジョブシャドウイングを快くお引き受けいただいた株式会社三栄機械齊藤社長はじめ、終始丁寧な対応をいただいた社員の皆様に心より感謝申し上げます。

 

 なお、ジョブシャドウイングのその他のレポート等は、こちらからご覧ください。 
 秋田県立大学「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」
 http://www.akita-pu.ac.jp/syogai/coc.htm

 

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【ジョブシャドウイングの様子1】

【ジョブシャドウイングの様子2】