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2011環境科学セミナ-特別講演会を開催しました

2012-01-04

2011環境科学セミナ-特別講演会を開催しました

 

 平成23年12月20日(火)に秋田キャンパス大学院棟で環境科学セミナー特別講演会が開催されました。生物環境科学科では開学以来、第一線で活躍する専門家を講師として迎え、本学で学ぶ学生さんへの人類と生物資源の持続的な共存社会の構築に貢献する人材育成をめざして、研究面では学際的、革新的研究を推進する場を提供することを目的に環境科学セミナーを開催しています。

 今回は、大学主催による公開特別講演会として開催しました。講師にはわが国を代表する水環境問題の専門家としてご活躍の、グローバルウォータ-・ジャパン代表、水の安全保障戦略機構技術普及委員長 吉村和就先生をお招きし「世界と日本の水問題」と題してご講演をいただきました。講演に先立ち、中村保典理事から「秋田市のご出身で、国連、各省庁のアドバイザーとして、世界のオピニオンリーダーとしてご活躍されている立場から秋田県の水環境問題への取り組み、県立大学の研究活性化のために、今後とも助言をいただきたい」と挨拶しました。講演会には県・市・町の公設機関、団体・企業、一般市民、NPO、大学関係者・学生、高校生など約130 名が来場し、熱心に講演を聞いていました。

 地球の淡水水資源の地域偏在性、益々高まる水需要から世界の水環境の現状、その利用権をめぐる水の紛争、主要農業国で枯渇する農業用水と食糧危機の現状を紹介され、高いレベルにあるわが国の水関連技術を結集した国際貢献、海外水ビジネスの重要性が強調されました。国内の水問題に関しては、東日本大震災直後に視察された水施設の被害と今後の復旧・復興案について、福島原発事故による放射能汚染の実態と水道水源から放射能の除去・課題について詳しい解説をいただきました。最後に秋田県の社会・経済・文化の基軸としての役割を担ってきた雄物川の治水と舟運、郷土史についても奥深いお話を頂きました。講演後の質問タイムでは,一般の参加者と学生からの質問に丁寧に回答され、随所にユーモアを織り交ぜながら分かりやすくご講演をいただき穏やかな雰囲気で特別講演会は終了しました。多くの皆さまのご参加ご協力ありがとうございました。

 

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 グロ-バルウォ-タ-ジャパン 吉村和就氏の講演 講演会の様子

 

 

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