生物生産科学実習
第3セメスター
目標
 日頃教室で学習している作物について、その形態、生理、生態などを実物に触れて知ると共に、栽培技術を体験してみる。それによって、作物や栽培技術に関する理解を一層深め、また未知の作物に対するときの応用力を養う。
 生物生産科学科は机上の学習のみでなく、学問の現場での応用のために実技の実習にも重点を置く。生物生産科学について学習したことを、実習によってさらに深く修得することを目標とする。
概要および計画
幾つかの班に分かれて、播種→育苗→肥培管理→収穫までの一連の作業を協力して行う。
代掻き、田植え、中干しなどのイネ栽培特有の作業を実際に行い、その方法と技術を習得する。
接木、芽かき、人工受粉、摘葉、整枝、誘引などの園芸作物栽培特有の作業を実際に行い、その方法と技術を習得する。
畝作り、施肥、マルチ張り、トンネル張り、間引き、定植などの畑作物に共通の作業を実際に行い、その方法と技術を習得する。
上記の作業を通じて、作物の生長過程や作業内容を観察・記録して、未知の作物栽培に対する時の応用力を養う。
大潟キャンパスのフィールド教育研究センターにおいて、大規模農場、畜産業、複合環境管理施設栽培、農業機械などについて見学および実習を行う。