受精後20日以上たつと、イワガキは岩などにはりついて生きる準備がOKになります。このステージの幼生をペディベリジャー幼生と呼びます。 ペディベリジャー幼生は足のだして、カタツムリのように基質上を歩き回ります。そして、好ましい場所で接着剤を放出して着底するのです。 昨年度の研究ではどうも親の匂いにひかれて、着底場所を決めるようですが、それがどのような物質なのかはわかりません。 私たちは着底のときに放出する接着剤にもとても興味をもっています。