アフリカミドリザル腎臓由来COS-7細胞は,細胞外から導入された人工遺伝子が非常に効率よく機能する細胞として有名です。そのため,遺伝子導入実験によく用いられます。
本研究室では「リポフェクション法」とよばれる遺伝子導入法をもちいています。 この方法により,遺伝子導入処理をほどこしたCOS-7細胞のうち,約70%に遺伝子導入が成功しています。 写真のCOS-7細胞は,大腸菌のβ−ガラクトシダーゼ遺伝子を遺伝子導入処理後,β−ガラクトシダーゼの酵素活性を検出する染色法により染めています。