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今回は、本年度から森林科学研究室に流動研究員として来られた黒江美沙子さんから、「メタ個体群アプローチが解き明かすカヤネズミの個体数変化」をテーマにお話していただきます。

2011.4.28.Thu/16:30-18:00

木メタ個体群アプローチが解き明かすカヤネズミの個体数変化

秋田県立大学 森林科学研究室流動研究員/黒江 美沙子

生物の個体数は、ある一つの生息場所だけで決まるわけではありません。生息場所の面積から予想されるより、多くの個体が生息しているところもあります。逆に、「もっとたくさん生息していても良さそうなのに…」と感じる場所もあります。このように生息場所面積と生物の数との関係性が直感から外れている場合、 “周辺の生息場所”に目を向ける必要が出てきます。このように、現在観察している生息場所の個体数に対し、周辺の生息場所との関係を考慮するというメタレベルの視点をもつことが、メタ個体群アプローチへの第一歩になります。
セミナーでは、放棄水田に生息するカヤネズミを対象に、ある生息場所が消失すると周辺で個体数変化が観察されることや、生息場所外で行われる開発さえもカヤネズミの個体数に影響することをご紹介します。カヤネズミと限らず、殆どの生物はあるスケールでメタ個体群構造をしています。今後、野外で生物の数や分布を観察する際に、“メタ個体群”という概念をぜひ取り入れてみてください。


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