2019.11.18 MON/16:30〜18:00

木『熱帯雨林の一斉開花と種子を食べる昆虫の関係』

広島大学 大学院国際協力研究科 准教授/保坂 哲朗さん

東南アジア熱帯雨林の骨格をなすフタバガキ科樹木は、1〜10年に一度多くの樹種が同調して開花・結実し、他の年はほとんど開花しない、一斉開花と呼ばれる群集レベルの豊凶現象で知られている。
 この一斉開花が進化した要因の説明として有力視されているものに種子食者飽食仮説がある。これによると一斉開花は、長い非開花期に種子を食害する動物を飢えさせ、その個体数を減少させておき、不定期に大量の種子を生産することで、種子食者が食べきれず、種子の生残率が高まるという、フタバガキ科の繁殖戦略であると考えられている。
 フタバガキ科の種子は散布前の段階でゾウムシや蛾などの幼虫に多く食害される。
 一斉開花は本当にこれらの昆虫による種子食害を避けるのに有効なのだろうか?
 これらの昆虫は一斉開花以外の時はどうやって生き延びているのであろうか?
 本セミナーでは、マレーシアの熱帯雨林でこれらの謎に取り組んできた研究を紹介する。

キーワード:種子食性昆虫、一斉開花、熱帯雨林、フタバガキ

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