[学部] 講義
生物資源と風土 | 1年、前期 | 星崎 | 生物環境科学とは何か?オムニバス形式で生物環境科学科の各研究室から2回ずつ担当。 |
生態学概論 | 1年、後期 | 蒔田、星崎、坂田 | 生物環境科学科の"三本柱"のひとつが生態学。その入門編で、蒔田を中心に他の研究室も含めた4人による講義。 |
森林生態学 | 2年、前期 | 星崎 | 森林の専門科目の第一弾の講義。植生分布や自然撹乱、樹木の生き様など。夏休み宿泊実習とリンクした内容もあります。 |
森林環境学 | 2年、後期 | 蒔田 | ヒトはいかに自然に依存してきたのか?森林のもつ機能、森林が作り出す環境の価値を考える。 |
森林資源学 | 3年、前期 | 蒔田 | 「木の文化」の国日本。資源としての木の利用とその価値を学ぶ |
森林管理学 | 3年、後期 | 星崎 | 防災管理、野生動物管理、生物多様性など。興味のある部分を深く学んでもらいます。 |
環境遺伝子解析論 | 3年、後期 | 坂田 | 分子生物学的な手法が、河川や森林や土壌などの環境を知る上でどのように活用されているかについてを学ぶ。「遺伝マーカーの生態学への適用」を担当 |
害虫制御学 | 3年、前期 | 星崎 | 生物生産科学科の講義を2回、森林昆虫(マツ枯れ防除、個体群の周期的変動)を分担。 |
生物学II | 1年、後期 | 星崎 | 系統・分類、進化、個体群・群集・生態系を担当。 |
基礎生物学II | 1年、後期 | 坂田 | 系統・分類、進化、個体群・群集・生態系を担当。基礎をよりわかりやすく解説します。 |
[学部] 演習や実験
環境科学基礎演習 | 1年、後期 | 坂田 | 生物環境科学科のみの特徴ある科目。10人前後のグループに分かれて、各専門分野の基礎を易しく体験学習。 |
化学・生物学実験II | 2年、前期 | 星崎、坂田 | いわゆる生物基礎実験(各教員2〜4回担当)。森林の教員は顕微鏡操作、花の形態観察、里山野外観察、DNA抽出とPCRなど担当。 |
生物環境科学実習 | 2年、 夏期集中 | 学科各教員 | 大学セミナーハウスでの宿泊実習。森林は白神山地の二つ森ブナ林の観察です。 |
生物環境科学実験II | 3年、前期 | 蒔田、星崎、 坂田 | 森林パートでは植物標本・分類実習、測量実習、毎木調査をします。仁別の森林博物館と天然秋田スギ林見学も楽しいです。 |
生物環境科学科研究室実験 | 3年、後期 | 全員 | 研究室ごとの実験で、森林科学では各地の森林見学や調査体験から卒論のイメージ作りをするほか、遺伝子実験もやります。 |
樹木医学実習 | 3・4年、前期 | 蒔田 | 樹木医補資格取得のための実習(隔年開講) |
[大学院] 博士前期課程
陸域生態系解析論 | 蒔田、星崎、坂田 | 生態系の長期動態、種多様性の維持、森林被害の現代的防除、保全などを担当。 |
地域資源循環活用論 | 星崎 | 持続可能な社会のあり方を自然科学・社会科学の両面から考える |
生態系環境科学特論 または 地域環境科学特論 | | (どちらかで隔年開講、後期集中)その道の専門家を招いた集中講義。(毎年講師とネタは変わります) |
課題研究(修士論文) | | 各自がテーマを設定し、2年間の研究を通じて修士論文を作成する |
生物資源科学演習 | | 文献購読や研究情報検索等、ゼミ形式で発表と議論を通して専門性を高める |
現代統計・空間解析法 | 星崎、坂田 | データ処理に関するお手伝いをする演習。あなたの課題をあなたのデータで解決! |
[大学院] 博士後期課程
課題研究(博士論文) | | 各自のテーマを設定し、研究成果を発表し博士論文をまとめる。 |
生物資源科学演習 | | ゼミ形式での発表・議論を通じて各自の専門性を高める。 |
*新入生向け推薦図書*
順不同です。私(星崎)が自分で読んで、面白いと思った本です。
項目ごとに書名をリストしたので、一部重複があります。
○は見るだけでもきれいな、楽しくなりそうな本です
△はやや小難しく感じるかもしれない
?はやや物足りないかもしれない
※自分がどんな本を面白いと思うは、人によってきっと違います。(あるところで絶賛された本を大して面白いと思わないこともあれば、自分は面白いと思うのに他人はそうでもない、ということは良くあります)
本屋さんで半日くらい使って「本探し」=自分探し? をしてみてはどうでしょうか?
秋田なら秋田駅前のジュンク堂がいいです。(椅子が用意されていて立ち読みしなくて済む)
生き物関連
| 生命の宝庫・熱帯雨林 | 井上民二 | NHKライブラリー | 1998年 |
| 甦れ、ブッポウソウ | 中村浩志 | 山と渓谷社 | 2004年 |
○ | 萌木の国 | 今森光彦 | 世界文化社 | 1999年 |
○ | となりのツキノワグマ | 宮崎学 | 新樹社 | 2010年 |
○? | 養老孟司のデジタル昆虫図鑑 | 養老孟司 | 日経BP社 | 2006年 |
森林関連(やや人文的)
| ブナの森と生きる | 北村昌美 | PHP新書 | 1998年 |
| トチ餅は東京産 その味ははるかなる縄文とのきずな | 濱屋悦次 | 批評社 | 2006年 |
| 木のいのち 木のこころ | 西岡常一 | 草思社 | 1993年 |
○ | 萌木の国 | 今森光彦 | 世界文化社 | 1999年 |
| ツリークライミング 樹上の世界へようこそ | ジョン・ギャスライト | 全国林業改良普及協会 | 2004年 |
生態系管理・環境保全・種の保全
| 生態系を蘇らせる | 鷲谷いづみ | NHKブックス | 2001年 |
| 50羽から5000羽へ アホウドリの完全復活を目指して | 長谷川博 | どうぶつ社 | 2003年 |
| なぜ生態系を守るのか? | 松田裕之 | NTT出版 | 2008年 |
○ | となりのツキノワグマ | 宮崎学 | 新樹社 | 2010年 |
| 甦れ、ブッポウソウ | 中村浩志 | 山と渓谷社 | 2004年 |
? | 野生動物と共存できるか 保全生態学入門 | 高槻成紀 | 岩波ジュニア新書 | 2006年 |
| 鳥たちの旅 渡り鳥の衛星追跡 | 樋口広芳 | NHKブックス | 2005年 |
| 自然はそんなにヤワじゃない 誤解だらけの生態系 | 花里孝幸 | 新潮選書 | 2009年 |
△ | イワシはどこへ消えたのか | 本田良一 | 中公新書 | 2009年 |
| 苗木三〇〇〇万本 いのちの森を生む | 宮脇昭 | NHK出版 | 2006年 |
生物学、植物学、生態学的な基礎
| 生物と無生物のあいだ | 福岡伸一 | 講談社現代新書 | 2007年 |
| 生物学のすすめ | J.メイナードスミス | 紀伊国屋書店 | 1990年 |
| ゾウの時間ネズミの時間 | 本川達雄 | 中公新書 | 1992年 |
| 植物のこころ | 塚谷裕一 | 岩波新書 | 2001年 |
| 自然はそんなにヤワじゃない 誤解だらけの生態系 | 花里孝幸 | 新潮選書 | 2009年 |
△ | 森のスケッチ | 中静透 | 東海大学出版会 | 2004年 |
| 森のねずみの生態学 | 齊藤隆 | 京都大学学術出版会 | 2002年 |
| 植物のかたち | 酒井聡樹 | 京都大学学術出版会 | 2005年 |
| 月下美人はなぜ夜咲くのか | 井上健 | 岩波書店 | 1995年 |
△ | 1冊でわかる 進化 | B・チャールズワース、 D・チャールズワース | 岩波書店 | 2005年 |
| ドングリの戦略 森の生きものたちをあやつる樹木 | 森廣信子 | 八坂書房 | 2010年 |
環境の持続性、環境と文化の多様性
| 生命の多様性 上・下 | E.O.ウィルソン | 岩波現代文庫 | 2004年 |
| 縄文農耕の世界 DNA分析で何が分かったか | 佐藤洋一郎 | PHP新書 | 2000年 |
○? | カラー版 里山を歩こう | 今森光彦 | 岩波ジュニア新書 | 2002年 |
| 萌木の国 | 今森光彦 | 世界文化社 | 1999年 |
| ヨメより先に牛がきた はみだしキャリア奮戦記 | 役重真喜子 | 家の光協会 | 2000年 |
| 山里の釣りから | 内山節 | 同時代ライブラリー | 1995年 |
フィールドワーク系
| ヒマラヤで考えたこと | 小野有五 | 岩波ジュニア新書 | 1999年 |
| 生命の宝庫・熱帯雨林 | 井上民二 | NHKライブラリー | 1998年 |
○ | スピティの谷へ | 謝孝浩 | 新潮社 | 2001年 |
△ | 森のスケッチ | 中静透 | 東海大学出版会 | 2004年 |
※ | 植物のかたち | 酒井聡樹 | 京都大学学術出版会 | 2005年 |
| 生態学ライブラリー 各巻 | | 京都大学学術出版会 | |
| 湖は碧か、生態化学量論からみたプランクトンの世界 | | 世界文化社 | 1999年 |
自然環境一般
| 屋久島 巨木の森と水の島の生態学 | 湯本貴和 | 岩波ジュニア新書 | 1995年 |
| 白神山地 ブナ原生林は誰のものか | 根深誠 | つり人社 | 2001年 |
| 秘境・和賀山塊 | 佐藤隆・藤原優太郎 | 無明舎出版 | 2005年 |
○ | 秋田・源流の山旅 | 藤原優太郎 | 無明舎出版 | ?年 |