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秋田県立大学 生物環境科学科
大気・水圏環境学研究室 水圏環境学分野
水質自動分析装置(NO.23)
(TRAACS2000、ブランルーベ)

ガスクロマトフ/タンデム四重極質領分析計(NO.14)
(GC/MS/MS:450GC/320MS,ブルカー)

微量化学物質実験室の様子

 極微量でも人や生物に対して悪影響を及ぼす可能性のある化学物質(有機化合物や元素)を正確に定量
するには,対象物質の分析を妨害するきょうきょう雑物の影響を可能な限り低く抑える必要があります。この
要件を満たすためには,使用する試薬や器具類に由来する物質だけでなく,実験室内で作業する人や室内
に存在するチリやホコリに由来する物質の影響を低く抑えたクリーンな実験環境が不可欠です。このようなク
リーンな実験室が「微量化学物質実験室」です。
 微量化学物質実験室では,専用の試薬やガラス器具を用いて試料(河川水や堆積物試料)から化学物質
を取り出し(抽出),試料中のきょう雑物から分け(精製:クリーンアップ),さらに分析機器で測定できるレベル
まで濃縮する操作を行っています。

分析機器
微量化学物質実験室とは?

 私たちの研究分野の実験・分析は,主に専門実験室,大学院棟実験室そして実験研究室の3つの実験室
で行っています。実験研究室は,微量でも人や生物に悪影響を及ぼす可能性のある有機化合物を実験室周
囲の環境に配慮しつつ,安全かつ精密に分析できるケミカルハザード仕様の実験室になっています。

私たちの研究室では以下の分析機器を主に利用しています。これら以外にも学科や学部所有の分析機器を使用して研究を進めています。