補足



なぜmRNAだったのか

これは、mRNAには測定の可能性があるということ、
そして、情報から一番近い「形あるもの」だということに起因する。

たとえばプロテオーム測定に用いられる2次元電気泳動で
分離・検出できるのは、せいぜい数千スポットである。
しかもタンパクが親水性で、
その等電点が中性付近でないと難しい。
そして検出できても、そのスポットがどのタンパクなのか、
同定できるとは限らない。
定量は至難で、その精度も低い。
まだ、たいへんなのだ。



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03 Jan 2005
小西智一

秋田県立大学
生物資源科学部/地域共同研究センター