生物学は歴史的には、博物学から出発しています。 やがて科学がそれをとりこんでいくのですが、もちろん、 とりこみきれていない部分をたくさん残しています。 また個々の研究者の内なる興味も、 博物学的な方向と科学的な方向を持っています。 どちらの方向がより尊いというものでもなく、 広く・深く進むことで、より世界の理解は進んでいくのでしょう。