人間と生物の共存をはかる知恵と技術を有する
専門家・研究者を育成する。
物質文明の成果の下、私たちは豊かな生活を享受しているかに見えますが、食料、エネルギー、環境の面で重大な問題を抱え込んでいます。これらの問題解決なしには人類の未来はありません。解決の鍵は再生可能な生物資源と人類の共存関係の樹立にあると考えます。その原理を解明し、ふさわしい技術を確立することが私たちの課題です。本研究科では、今までの農業システムを再吟味し、新しい生物機能の発見と応用を通じて、これらの課題に取り組む専門的技術者を育成します。
博士前期課程
博士前期課程では、学部教育の基礎に立って、バイオテクノロジーなど生物資源科学に関するより高度な専門性を身につけ、それを必要とする社会的背景に対する幅広い視野やものの見方・考え方ならびに実地調査や機器分析における取り扱い技術と手法を習得し、加えて企業や公務などにおいて専門知識や技術を効率よく運用するマネジメント能力を兼ね備えた高度専門職業人を育成します。
各分野における修士論文研究指導に加え、幅広い視野を涵養するため、実験実習(実地調査や機器分析の技術習得)および地域の研究機関・企業・NPOなどとも連携したオムニバス方式による分野横断的な講義を配置します。課程修了後の農業関連、食品関連、医薬農薬関連、環境関連などの進路希望に応じて、履修モデルや履修推奨科目を提示して指導します。
博士後期課程
博士後期課程では、生物資源科学に関して広範な専門知識と問題発見・解決能力を持ち、独創的な研究分野を開拓できる研究力と創造力を有し、それを大学・研究機関・企業・ベンチャーなどで発揮する高度技術研究者の養成を目指します。
高度技術研究者として広範な専門知識と問題発見・解決能力を身につけ、独創的な研究分野を開拓する能力を開発するため、高度で先端的なバイオテクノロジーの修得や、そのアプローチ方法および課題解明への応用手法を身につけることができるよう、複数教員による組織的な研究指導を行います。
高度に専門的な実験を積極的に推進し、科学的真理追究と社会的課題解決に向けた能力を涵養するため、講義科目をあえて配置せず、研究実験とこれに関連する演習に集中させます。一方で、随時、学内外の専門家による特別セミナーなどを開催して、最新の知識と考え方を会得する機会を提供します。
「学位授与の方針」
(ディプロマ・ポリシー)
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1.博士前期課程
高度専門職業人として、学部教育の基礎に立って研究開発能力を育み、生物資源科学に関わる知識と思索力に、更に高度で先端的な厚みと広がりを持たせることにより、発展的な未来を切り開く能力を身に付けた学生に学位を授与します。
専攻を通じ、修得すべき能力は以下のとおりです。
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(ア)
生物資源科学専攻
生物資源科学に関するより専門的な知識や実地調査や機器分析における技術と手法を兼ね備え、実社会で活躍できる能力
生物資源を取り巻く社会的背景への幅広い視野やものの見方・考え方を身に付け、実社会で役立つマネジメント能力
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(ア)
生物資源科学専攻
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2.博士後期課程
高度技術研究者として、前期課程の基礎に立って研究開発能力を高め、複数の分野を俯瞰して広い視野で物事を分析し、問題の提起と解決を行う能力を身に付けた学生に学位を授与します。
専攻を通じ、修得すべき能力は以下のとおりです。
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(ア)
生物資源科学専攻
生物資源科学に関する広範な専門知識および高度な問題発見・解決能力を活かして生物資源科学の課題に対し、先端的なアプローチ方法や解決方法を開拓して、独創的な研究を発展させていく能力
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(ア)
生物資源科学専攻
「教育課程編成・実施の方針」
(カリキュラム・ポリシー)
目的とする人材養成のため、前期・後期の教育課程を以下のとおりとします。
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1.博士前期課程
高度専門職業人として必要な基礎的な知識・技術から文化、倫理まで幅広い内容を学際的に学べる授業科目と、教員の専門性を活かした講義・実習科目を開講します。
専攻を通じ、修得すべき能力は以下のとおりです。
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(ア)
生物資源科学専攻
生物資源科学に関連する幅広い分野の専門性と視野、実践的な問題解決やマネジメントの能力を身に付けるため、オムニバス形式の講義科目や実験実習科目、テクニカルスキル科目の科目を設けます。また、修士学位論文研究の成果を学会発表させ、少なくとも1報以上を主著者として口頭またはポスター発表できるよう指導する教員体制を設けます。
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(ア)
生物資源科学専攻
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2.博士後期課程
前期課程で培った専門知識の深化と問題発見・解決力を高めるため、研究指導と公表論文の指導に注力して研究力を身に付けさせます。また、研究力を実践に活かすために必要な幅広い視野、企画力、マネジメント能力、討論力等を養う教育プログラムを展開します。
専攻では、次のような人材育成のための特色ある科目を開講します。
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(ア)
生物資源科学専攻
広範な専門知識および高度な問題発見・解決能力を活かして、独創的な研究を発展させていく研究力をつけるため、以下の教育体制と教育プログラムを設けます。
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(ア)
生物資源科学専攻
研究推進と公表論文作成に不可欠な討論の機会を増やすため、主指導・副指導教員を必ず設けます。修了要件として、課程中盤での公開中間発表と査読付学術誌への2報以上の論文発表(うち少なくとも1報は主著者)を義務付けます。英語での学術発表を指導する英語プレゼンテーション科目を設けます。
幅広い視野、企画力、マネジメント能力、討論力の涵養を図るため、学生の企画・運営による特別セミナーの開催を支援し、課程期間中の学外短期研究研修制度を設けます。
「入学者受入れの方針」
(アドミッション・ポリシー)
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1.博士前期課程
学部教育の基礎に立って、さらに高度で先端的な厚みと広がりを持つことにより発展的な未来を切り開く高度専門職業人を目指す人材を受け入れます。
上記に加え、次のような資質を持つ人を求めています。
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(ア)
生物資源科学専攻
生物資源科学に関するより高度な専門性を身に付け、それを取り巻く社会的背景への幅広い視野やものの見方・考え方や実地調査や機器分析における技術と手法を兼ね備えて、これらを企業や公務等において効率よく運用できるマネジメント能力をあわせ持って活躍することを目指す人
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(ア)
生物資源科学専攻
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2.博士後期課程
広い視野と独創性や創造力をもって問題解決に挑む高度技術研究者を目指す人材を受け入れます。
上記に加え、次のような資質を持つ人を求めています。
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(ア)
生物資源科学専攻
生物資源科学に関して、前期課程での研究実績に見合った専門知識と問題発見・解決に向かう思索力、問題解決を推進できる意欲と創造力を有し、それらを大学・研究機関・ベンチャービジネス等で発揮することを目指す人
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(ア)
生物資源科学専攻